会社であった話
今週のお題「ちょっとコワい話」
これは4年程前の話である。
私の職場は元々は墓地があった場所に建てられている。そのため、色々な怪奇現象の話をよく耳にすることがある。
当時私は夜勤を含む3交代制で仕事を行なっていた。それは夜勤の2時頃にトイレで起こった。
尿を足していた時に、誰も居ないはずなのに手を乾かすエアーブローが突如動き始めたのである。一瞬固まったが、その時はたまたま誤作動か定期的に動作するものだと納得させ、トイレを後にした。
その後日、後輩と一緒に尿を足していた時に、「この前、誰も居ないのにエアーブローが動作してさぁー」等と会話していたところ、
「ブーーーーーーーーーーーン」
とまた動作したのである。まるで会話を聞いているかのようなレスポンスで動作したため、後輩と顔を見合わせ苦笑いをした。
それからは特に何もないが、何かしらいるのは間違いないであろう。